月子のコトコトぶろぐ

-私と手帳とお子と-

社会人1年目 多忙を極めた私が,あえて手帳を書き始めた話

こんにちは,月子です。

 

今日は私の一番の趣味である,”手帳活”を始めたきっかけについて書こうと思います。

カッコつけた言い方をすると,”手帳活との出逢い”です。

 

「手帳活って何のためにするの?」

「どんなメリットがあるの?」

「忙しい人には無理なんじゃ……?」

などの思いをもっている方の参考になれば嬉しいです。

ぜひ,最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

社会人1年目 忙しさに呑まれて,生活が疎かに。

6年前,私は中学生の頃から憧れていた職業に就くことが出来ました。

その職業とは「小学校の先生」です。

4月1日に無事初出勤を果たし,怒涛の業務量に圧倒されつつも,先輩方に助けてもらいながら必死に働きました。

しかし,必死に動くだけでは上手くいくわけもなく。

社会人1年目,先生も1年目,初めて担任をもたせてもらった学級の子達とは,お世辞にも良い関係が築けているとは言えませんでした。

勿論,原因は私の経験不足と配慮の足りなさです。

振り返ると改善策がたくさん浮かんでくるのですが,当時は毎日の事務的な業務をこなし、次の日の授業を考え,丸つけをして……。

これだけでも精一杯でした。

定時なんて余裕で過ぎても丸つけが終わらず,授業準備も終わらず。

クラス全員分の宿題ノートをせっせと持ち帰っても,家に着いたらごはんを食べるなり寝落ち。

ハッ!と明るい部屋で夜中の3時に目覚める……みたいな生活が続きました。

(こうやって書くと,先生という仕事の大変さだけが伝わってしまうと思うのですが,年数を重ねていくと効率良く働けるようになったので大丈夫です!素敵な職業です!笑)

 

洗濯機を回しても止まる頃には寝ていて,目覚めて絶望→もう1回スイッチを押す,なんてことはザラでした。

毎週土曜日は溜まった家事を片付けて,日曜日には次の週の授業の準備をする日々。

そんな酷い生活と比例していくかのように,学級の子どもたちとの心の距離も徐々に離れていくのを感じました。

 

「私は先生に向いていないんじゃないか」

「いつまでこんな生活を続けるの?」

「毎日しんどい。もっと自分を大切にしたいのに……」

いつしかこんなネガティブなことを,心のどこかで思うようになっていました。

 

それでも何とか歯を食いしばりながら8ヶ月間働き,年末は地元へ帰省しました。

(文字通り,この生活の3年後には歯医者で重度の食いしばりを指摘されますが,それはまた別の話。どこかで記事にします。)

 

帰省先のloftで運命の出逢いが。

家族と何気なく入った地元のloftで,ある本に出逢います。

それが『毎日を特別にする みんなのバレットジャーナル』です。

私の生活を大きく変えてくれた1冊です。

 

それまで”バレットジャーナル”という言葉を聞いたことさえありませんでした。

しかし,その時の私はその言葉に不思議と心惹かれ,気付けば本を手に取っていました。

パラパラと中を見ていると,ざっくり言うとバレットジャーナルとは

 

『自分の全てを記録することで,理想の自分を目指すための手帳術』

 

だということが分かりました。

 

昔から字を書くことや,日記をつけることが好きで,スケジュール帳は小学生の頃から毎年買って,何かしら記録していました。

 

「もしかしたらバレットジャーナルって,すごく楽しいことなのでは……?」

 

直感的にそう感じた私は,この本と,近くでおすすめされていたノートを購入し,実家に帰ってすぐにセットアップを始めました。

これが”私とバレットジャーナルの出逢い”です。

記念すべきバレットジャーナル1冊目は,このRHODIAのgoolbookでした。

 

バレットジャーナルを始めて,生活が少しずつ変化していき……

バレットジャーナルとは具体的にどんなものなのか。

私はどのように取り組んでいたのか。

これらについて語ると長くなるので,詳しい説明はまたの機会に。

それはそれで記事に出来たらと思っているので,投稿したら読んでもらえると嬉しいです。

 

とにかく,私はバレットジャーナルにどっぷりハマりました。

ドット方眼だけのノートに自分で項目を決め,フォーマットを考えて書き込む時間は至福の時間でした。

ノートの中は,ドット方眼とページ数のみです。
ここに自分でフォーマットを決めてセットアップし,日々の記録をしていきます。

昔からスケジュール帳を選ぶ時には,幾つものこだわりを見せ,妥協の末に決めた1冊を購入していたこともあり,0から手帳を作れるところも性に合っていたのかなと思います。

 

バレットジャーナルを始めて良かったなと思うことNo. 1が,自分のことを考える時間が取れるようになったことです。

いつも仕事に追われ,せっかくの休みも次の週の仕事に向けた行動で終わっていた日々。

「〇〇しなきゃ」でいっぱいだった頭の中が,バレットジャーナルを始めたことで「〇〇したい!」に変わっていきました。

 

他にも,時間管理が上手くなったことも大きかったなと思います。

睡眠時間の管理,出退勤時間の管理,家での時間の過ごし方の管理など……。

ノートに書き出すことで改善点も見つかり,時間を大切にできるようになりました。

 

今日という日を必死に生きること,目の前の業務をこなすことだけではなく,「これから何をしたいか」「どんな自分になりたいか」など,未来についても広い目で考えることができるようになりました。

 

もちろん,自分で中身を考えて書いて…という作業は時間がかかります。

持ち帰りの仕事があったり,行事の前の繁忙期だったりすると

書けない週もありました。

せっかくセットアップをしても,真っ白のまま終わった週もありました。

 

それでも,振り返ると白紙が記録になるということに気づいたのです。

「あ,この週は忙しかったんだな。頑張っていたんだね」ってね。

これも私がバレットジャーナルにハマった理由のひとつかもしれません。

 

それから4年間,バレットジャーナルを続けました。

途中でノートを変えたりもしたので,それも記事に出来たらと思っています。

昨年,第一子が生まれてからはバレットジャーナルはお休みしているのですが,子育てが落ち着いたらまた再開したいなあ。

 

終わりに。

ということで,今日は私と手帳活,バレットジャーナルとの出逢いをつらつらと書いてみました。

長くなりましたが,ここまで読んでくださりありがとうございました。

最後まで読んでくださった方はきっと,バレットジャーナルや手帳に興味があったり,同じような経験をされている方なのでは?と勝手に思っています。

「バレットジャーナルは具体的にどう取り組んでいたのか」

「これまでどんな手帳を使ってきたのか」

「今現在の手帳の使い分けはどうなっているのか」

についても,今後記事に出来たらと考えています。

興味があってもなくても,覗いていってもらえたら嬉しいです。

 

ひとまず,明日9月1日は『ほぼ日手帳2024』の発売日ですね!(突然)

バレットジャーナルから手帳活を本格的に始めた私ですが,試行錯誤の末,昨年度からは『ほぼ日手帳』をメインに愛用しています。

大好きな『ほぼ日手帳』についても語りたいです。

 

それではまた。みなさん良い夢を。

月子でした。